第15回CRCと臨床試験in KOBE
2015.09.12
第15回CRCと臨床試験のあり方を考える会議2015inKOBEレポート
9月12日(土)に行われました第15回CRCと臨床試験のあり方を考える会議2015inKOBE特別企画『日本の臨床研究の「今」と「未来」~国民も巻き込んで議論しよう~』に小橋建太が参加致しました。
この企画では、今の日本の臨床研究の状況をしっかりと見据えた上で、日本の臨床研究に国民や患者は何を期待し、国や研究者、企業はどこを目指していくのかについて医療者・企業人・国民・国の4者で議論をしました。
臨床試験というと、一般的に=治験、=裏バイトというイメージが根付いており、非常にダークなイメージがある。
実際は臨床試験と治験は違うが、勘違いをされている方が多い。
しかし、治療を兼ねた臨床試験は本当に病気で苦しんでいる人を助けることができる最後のチャンスであり、新薬開発の治験は、今後同じ病気で苦しむ人々を救うきっかけにもなる。
私は9年前に腎臓がんが発覚し、右腎臓摘出手術を受けました。10年で完治と言われる腎臓がんですが、幸い今のところ転移や再発は見られずあと1年弱で完治となります。
だが日本には私のように手術や治療がうまくいく人もいれば、様々な治療法を試しても治癒できない病を抱えている人もいる。
そんな、行き詰まり、壁にぶち当たってしまった悩み苦しむ人を救える唯一の手段が臨床試験ではないだろうか。
不正、倫理性、手間など様々な問題や改善の余地はあるが、国民が信頼し、応援できる環境づくり、すなわち「もっと知ってもらう」必要がある。
と腎臓がんを患った元患者という立場から様々な意見を述べました。
『救急の日2015』イベントレポート
2015.09.06
『救急の日2015』イベントレポート
9月6日(日)にアクアシティお台場アクアリーナで行われました『救急の日2015』イベントで蝶野正洋選手とトークショーを行いました。
今回のイベントは、9月9日「救急の日」ならびにその日を含む一週間を「救急医療週間」にあわせて、救急業務及び救急医療に対する国民の正しい理解と知識を深めるために、消防庁、厚生労働省、一般社団法人日本救急医療財団、一般社団法人日本救急医学会取材のもと開催されました。
2003年の新日本プロレス5・2東京ドーム大会で、GHCヘビー級王座を賭けて激闘を繰り広げた両者が救急救命啓発活動の為に協力タッグを結成。その第一弾となった今回のトークショーでは活動に取り組むきっかけとなった、蝶野選手の同期・橋本真也さんが2005年7月11日に脳幹出血で亡くなったこと、小橋の先輩である三沢光晴さんが2009年6月13日にリング上の事故で亡くなった事例を踏まえながら、救急体制の大切さについて語りました。
トークショー後半には、東京消防庁・芝消防少年団による応急手当の実演が行われました。頭を怪我した時、腕の骨折などの際に対応できる三角巾の使い方を観客と共に学びました。
NWHスポーツ救命協会 https://www.facebook.com/nwhsla
あなたが守る従業員の健康と生きがい~企業でできるがん対策
2015.03.20
「あなたが守る従業員の健康と生きがい~企業でできるがん対策~」
トークショー出演
3月20日(金)14:00~イイノホールにて、働き盛りの世代の方が健康に自分らしく働き続けるために、企業でがん検診を行う重要性や従業員ががんになったとき求められる配慮や対応など、がんに関する正しい理解を促進するために、都内事業所の経営者、人事労務担当者、産業保健スタッフ及び都民等を対象としたシンポジウムが東京都福祉保健局主催で開催されました。
第三部トークショーでは「がんとの闘いからリングに戻るまで~どんな時だってひとりなんかじゃない~」というテーマでお話しさせていただき、がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業の表彰式ではプレゼンターを務めさせていただきました。
また、シンポジウム開始前には、がんと闘うプロレスラー・垣原賢人選手への募金活動も行いました。皆様からお預かりした募金金額は「\22,431-」でした。ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。